「愛のシュプリーム！」
fhána×エルマ インタビュー！エルマ 今日は人間さんのバンド“fhána”さんが作ったOP主題歌「愛のシュプリーム！」について勉強していくぞ！fhánaさんよろしく頼む。
towana ボーカルのtowana（トワナ）です。
yuxuki ギターのyuxuki waga（ユウキ ワガ）です。
kevin 色んな音担当のkevin mitsunaga（ケビン ミツナガ）です。
佐藤
リーダーでキーボードの佐藤純一（サトウ ジュンイチ）です。
エルマさん今日はよろしくお願いします！
エルマ まず初めにだが、1期に引き続きOP主題歌の担当に決まった時はどう思ったのだ？
佐藤 待ってました！という感じで嬉しかったです。１期のOP主題歌の「青空のラプソディ」が好評だっただけにプレッシャーもありました。
yuxuki お話をいただいた時は素直にとても嬉しかったと共に、大切な役目をいただいたなという緊張感も同時に感じました。
エルマ 「青空のラプソディ」もとても良い曲だから、今回も楽しみにしていたのだ！この曲は何がテーマなのだ？
佐藤 ずばり「愛」です。
エルマ
「愛」か……簡単そうで難しいテーマだな。
人間さんにとって、「愛」とはなんなのだ？
佐藤 「愛」を感じるからこそ、大切にしたいと思ったり、側にいたいと思ったり、頑張ろうと思えたりする不思議な力。恋人や家族の愛はもちろん、創作への愛だったり、コミュニティへの愛だったり、すごく大きくて深いもの。ドラゴンの皆さんも「愛」を持っていると思います。「愛」って、若い頃は実感が湧かなかったけど、最近「愛こそはすべて」なんだなってしみじみ思います。
エルマ 「愛こそはすべて」。人間さんらしい言葉だ。タイトルはどうやって決めたのだ？
towana 林さんの歌詞には「A Love Supreme!」という仮タイトルが付いていて。それを私が「愛のシュプリーム！」にしようと提案しました。キャッチーだし、楽しい曲であることが伝わって良いかなと思ったんです。
エルマ
towanaさんの提案だったのだな！
さすがfhánaのボーカルさんなのだ！
ん……でも今回の曲は曲は歌っているのがtowanaさん以外にもいるのだな？
towana いつもは私１人が歌っていて、佐藤さんのコーラスが入ったり入らなかったりです。今回はケビンくんがラップで大活躍しています。
エルマ いつもラップをするバンドなのか？
佐藤 いつもラップをしているわけではないんですが、ちょうどこの曲を作る少し前から、「kevinラッパー化計画」が進行してまして。ケビンがラップをする曲を作ったり、ライブでもラップをしてもらったりという流れがあったんです。
kevin 佐藤さんにプロデュースされてラップすることになりました（笑）
エルマ
ラップなら私たちもPVで挑戦したぞ！なかなか難しかったのだ……。
この音楽はなんというジャンルに当てはまるのだ？
yuxuki ヒップホップでファンキーなミクスチャーかな？
佐藤 １つのジャンルには収まらないですね。ヒップホップとソウルミュージックやファンクとポップスがミックスされた曲って感じかなあ。
エルマ
まるで魔法の言葉だな……。
どういう楽器を使って作られているのだ？
佐藤 すごくゴージャスに色々な楽器をレコーディングしています。ドラム、ベース、ピアノ、ギター、トランペット、サックス２人、トロンボーン、そしてストリングスはダブルカルテットといって8人編成です。
エルマ うぅ……私にはちょっと覚えきれなさそうだが、そんなにも多くの楽器を使っているのか！楽曲制作時に何か面白いエピソードがあったら教えてくれ！
yuxuki デモをもらったときはラップがシンセの音でピコピコ入っていたのでどんな曲か全く分からなかったです。そしたら出来上がってみたらとてもご機嫌でびっくり。
towana 歌のレコーディングは10時間くらいかかって、普段よりも大変でした。
kevin ラップって普通の歌みたいにメロディと音階があるわけじゃないので、言葉の上がり下がりや、ニュアンスなどをすごく細かく相談しながら録っていったんです。
エルマ
10時間？！人間さんにとってその時間はかなりきついのではないか？！
うちの会社の一日の勤務時間（平常時、休憩時間を除く）並みではないか……。
ではそんなこだわりが詰まった「愛のシュプリーム！」の一押しポイントをメンバーのみんなから聞かせてくれ。
佐藤 全体的に楽しんで欲しいですが、敢えて言うなら、２サビ後のDメロ、Eメロの盛り上がりですね。「青空のラプソディ」でも2サビ後の展開が盛り上がるので、今回もその辺りの流れはすごく考えました。
towana ケビンくんと私のラップも“ゆるかわいい”になっていると思います。サビのメロディもいつものfhánaの曲より少しシンプルかな？みんなで一緒に歌いたいですね。
kevin towanaさんとのラップの掛け合いを是非楽しんで欲しいです。
yuxuki 歌詞がとにかくいいのでフルサイズ耳を澄ませてじっくり聴いて欲しいです。
エルマ
そのポイントを意識して、この後私も曲を聴いてみるぞ。
では最後に、fhánaのみんなが思う「小林さんちのメイドラゴン」の”Supreme！”なポイントを教えてくれ。
towana トールの小林さんへの愛がSupremeです。
佐藤 賑やかなコメディのなかに、愛と孤独についてや、異文化同士のコミュニケーションが描かれていて深いテーマを扱っているところ。
yuxuki 登場人物たちそれぞれの関係がとってもSupreme!
kevin なんでもない日常に隠れている些細な喜び。他者と少しだけでも分かり会えた時の小さな喜び。それを丁寧に表現しているところです。
エルマ
いろいろ話してくれてありがとうなのだ！
とても貴重な話が聞けて、来た甲斐があったというものだ。
次回はまた来月に会えるそうだな。その時も楽しみにしているぞ。